阪神大震災の傷跡もようやく静まり、徐々に復興の兆しが見えてきた年月に、会長を拝命させて頂きました事は、大変意義深いものがありました。
この年は、特に新しい事業という事業は行っておりませんが、当クラブの継続事業の中で、特に感銘深い素晴らしいなぁと自負している継続支援事業があります。
それは、県立三郷養護学校地域交流駅伝大会であります。心身共に不自由な子ども達や近隣の小規模作業所に勤める養護学校の卒業生等が、一つの襷を最後まで諦める事無く、チーム一丸となりゴールさせる姿に感動を致しました。
青少年の犯罪が低年齢化をし、また多発傾向にある咋今において、襷を渡す為にあの一生懸命に走る姿を、罪を犯した子ども達に見て貰えたなら、きっと今までにない何かを感じてくれた事と思ったくらい感銘を致しました。
そして今思う事は、私も家族も笑顔で生活していける事を、幸せに感じると共に、今後もより一層の地域に根差した奉仕活動並びに市民の皆さんに愛され期待されるライオンズクラブになる様、微力でありますが頑張ってまいりたいと思っています。
今期は、当クラブ創立10周年の年に当たり、大勢の皆様にお祝いに駆けつけて頂きました事、心より深く御礼申し上げます。
結びに、各ライオンズクラブ様の益々のご発展とご列席の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。 |